テラはフライデー記事にどう対応すべきだったか?
テラは元々樹状細胞ワクチンを使ったがんの免疫療法を主たる事業とする会社だ。
がんの免疫療法の医学での位置づけは悩ましい。
一口に免疫療法といっても下のように①~⑤に分類でき、
テラの樹状細胞ワクチンは②~⑤のどこかに入る。
⑤は犯罪であるが素人には判別は難しい。
①標準医療=保険適応
②標準医療ではないが先進医療
③標準医療でも先進医療でもないが、臨床研究中
④標準医療でも先進医療でも臨床研究中でもないが、現に医療として提供
⑤免疫療法を騙る詐欺行為
テラはこのような環境で日々事業を行っていることから、
今回の新型コロナ感染症治療薬は
ハナから日本で治験することは考えていなかったとしても不思議ではない。
フライデーが反社会勢力と繋がっているとは思わないが、
テラを快く思っていない守旧派の勢力が
背後にいることはありうると思う。
そう考えると、
もしかしたら本当に治療薬を開発しているのかもしれない。
しかし、私は未だにフライデーの方が7対3で真実に近いと思っている。
その理由はテラが記者会見を開かないことに尽きる。
法的対抗策をとるといっているが、
まずは言論には言論することが求められる。
フライデーの記事が虚偽だと思うのならば、
それをマスコミの前で堂々と主張すればよいのだ。
その主張に合理性があればマスコミも無視はできないはずだ。
その自信がないから表に出てこないとしか思えない。