しらいりのぶか

ポンコツ個人投資家の活動記録

新型コロナ治療薬開発とフライデー

6月12日

驚くべき経済ニュースがフライデーから報じられた。

フライデーはいわゆるゴシップ週刊誌で、

硬派の経済ニュースとは無縁と私は思っていた。

そこが突然、

短期間で株価が20倍にもなっている銘柄についての、

「新型コロナ治療薬開発は本当か」

という告発記事を載せたものだから大変だ。

この記事を受け、急伸していた株価は反転、ストップ安となった。
しかし、この記事の内容が解せない。

新型コロナ治療薬開発は本当かと前段でぶち上げながら、

後段でその根拠としてメキシコでの行われているとされる

臨床研究が行われていないことを挙げている。

しかし、その主張を裏付ける証言が病院の事務員だけなのだ。

これが個人のSNSで書かれたことならば

単なる与太話と片付けられるだろうが、

相手は天下のフライデー・講談社

当然一人の事務員の電話取材の証言だけを証拠にするはずもなく、

他にも証拠があると考えるのが常識的だ。

そうでなければ相場操縦を講談社が行ったことになる。
更にわからないのがテラ側。

否定のコメントを出したが

それがホームページから反論した文章だけなのだ。

フライデー側はその沈黙。

他の大手メディアの後追い報道も日経新聞を除いてない。

その日経も

「『FRIDAY』が報じたような話は、

以前から噂としてあった」(国内証券)との声を紹介し、

フライデー側についているようであるが、明確ではない。
これでは個人投資家は判断のしようがない。